子どもの才能を伸ばす親は「この単語」を使っている|家庭の心理的安全性を生む「その上で」の力
「でも、まだ宿題終わってないでしょ?」
「だって、お母さん今忙しいんだから」
子どもとの日常の会話の中で、私たちは無意識に「BUT(否定)」の言葉を使いがちです。
しつけや教育のつもりで発したその一言が、
子どもの自主性を奪い、本音を隠させてしまう原因になっているとしたらどうでしょうか。
私は日常で、子どもや家族と話す際にある「一つの言葉」を意識して使っています。
これを取り入れるだけで、
家庭の空気は劇的に変わり、子どもは安心して「挑戦」できるようになります。
今日の結論です。
子どもの才能と挑戦を引き出す鍵は、接続詞を「その上で」に変えることにあります。
家族というチームの「心理的安全」
Googleが数年をかけて実施した、
チームの生産性に関する大規模調査「プロジェクト・アリストテレス」をご存知でしょうか。
そこで導き出された結論は、
優秀な人材が集まっているかどうかではなく、
「心理的安全(Psychological Safety)」
があるチームが最も成果を出すというものでした。
心理的安全とは、一言で言えば
「ここでは何を言っても否定されない」という絶対的な安心感のことです。
これは、社会における「家族」という最小のチームでも全く同じことが言えます。
もし、子どもが何か意見を言ったり失敗したりするたびに、
親から「でも」「だから言ったじゃない」と否定される環境だったらどうでしょう。
脳は「危険」を察知し、自分を守るために思考を停止させます。
「親の顔色をうかがう」「失敗しそうなことはやらない」
という守りの姿勢こそが、子どもの可能性に蓋をしてしまう正体なのです。
「BUT」から「AND」のコミュニケーションへ
では、どうすれば家庭内にこの心理的安全を作れるのか。
そこで私が日々取り入れているのが、接続詞の変換です。
私たちは無意識に
「でも(BUT)」という否定の言葉を選びがちです。
意識をしていないと、本当に「でも」を使っているんです。
一方で、子どもの才能を伸ばす親は
「その上で(AND)」という接続の言葉を選びます。
「そっか、今はゲームを続けたいんだね。
その上で、お母さんは先にご飯を食べてほしいな」
どうでしょうか?
接続詞一つ変えるだけで
否定されている感が減っている気がしませんか?
このように伝えることで、子どもの気持ちをまずは尊重(全肯定)した上で、
親としての意見やルールを積み上げることができます。
子どもは「自分の気持ちが受け止められた」と感じ、そこには否定のない、親への信頼感と安心感が生まれるのです。
今日から「その上で」を使ってみよう
言葉は、相手に与える「役割の設計図」です。
否定で相手をコントロールするのではなく、
尊重と積み上げのコミュニケーションを意識してみてください。
「その上で」という一言を意識するだけで、親子の信頼関係は驚くほど変わります。
否定される不安がなくなった時、子どもは自らの意思で考え、行動し始めます。
まずは今日、お子さんやパートナーとの会話で、この言葉を一つだけ意識して使ってみてくださいね。
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